犬のしつけ方

ダックスフンドの子犬のしつけ~必ず教えておきたい3つとは~

ダックスフンド しつけ

室内で飼う犬種として、小さすぎず、大きすぎず、体も丈夫と人気の高い犬種のダックスフンドですが、元の猟犬としての気質を強く残す性質でもあり、しつけは子犬のうちからしっかりと行う必要があります。

いつでも、どこへでも一緒に出掛ける事の出来る友好的な性格の犬の成れるようしつけに取り組みましょう。

1. ダックスフンドの気質を十分に理解する

ダックスフンドのしつけを成功させるには、ダックスフンドが本来持つ性質を十分に理解し、効果的なしつけを行う必要があります。

ダックスフンド本来の気質とは、

・人間が好きで、甘えん坊
・友好的で多頭飼いに向いている
・好奇心が強い
・獲物を追う事、手に入れる事を何よりの楽しみと感じている
・攻撃心、反抗心が強い

などがあります。

例えば、飼い主の甘えん坊で室内では大人しく過ごせる性格の愛犬も、一歩散歩に出ると、途端に自転車やバイクなど通りすぎる物を追いかけてしまうこともあります。

静かにリビングで過ごしているかと思うと、玄関チャイムに反応し、大声で吠えたて、訪問者を威嚇する事もあります。つまり、ダックスフンドの気質とは、まるでスイッチの入切をするかのようにオンとオフが瞬時に入れ替わるのです。

ダックスフンドの飼い主が抱えるお悩みの多くは、

・意外に声が大きい無駄吠え
・他犬への攻撃、無駄吠え
・気に入らない事、拒絶の意思表示である噛みつき

です。

これらは、子犬の頃のしつけの不十分さから起こる問題行動です。その為、子犬のうちから「生活」に慣れるしつけを行う必要があります。

2. ダックスフンドの子犬に必須のしつけトレーニング①

・生活音に慣れるトレーニング

玄関チャイム、携帯の着信音、屋外からの騒音、子供の声、救急車のサイレンなど日常生活で突発的に発する音は多々あります。ダックスフンドは突発的になる音を警戒し、敵が近づいてくるかもしれないと不安と恐怖を感じてしまいます。その為、まだ警戒心の弱い子犬のうちのこの音に慣れる練習をします。

飼い主とリビングでくつろいでいるタイミングで、これらの音をあえて鳴らします。スマホのアプリを使用したり、市販のしつけ用CDを利用するとよいでしょう。愛犬が不安や恐怖の素振りを見せたら、抱き上げ、落ち着かせ、敵が来ない事を理解させます。このトレーニングをくりかえすと、次第に音を聞いても無反応でいられる様になります。

3. ダックスフンドの子犬に必須のしつけトレーニング②

・他犬、人に慣れるトレーニング

小型犬なので、散歩時間が少なくなりがちですが、ダックスフンドには中大型犬と同量程度の運動量が必要です。子犬期のワクチンが完了したら、極力色々な場所へ連れ出し、他犬、人との交流の機会を持たせましょう。生後一年未満、子犬と呼ばれる時期にどれだけたくさんの犬、人に触れ合うかで将来の性格形成に影響があります。

無駄吠え、攻撃性の無い愛犬に育てる為にも、出来るだけ多くの出会いをさせてあげましょう。

また、この時期、動物病院やトリミングショップ、ペットホテルなどを利用する事も、性格形成に多いに役立ちます。飼い主以外の人から世話をされる事、自宅以外の環境で寝起きし、食事をする事に慣れておくと、将来の利用時にも安心できます。

4. ダックスフンドの子犬に必須のしつけトレーニング③

・服従、受け入れのトレーニング

ダックスフンドは簡単に抱き上げられるサイズという事もあり、ついしつけが甘くなりがちです。しかし、攻撃的な一面もあり、自分の気に入らない事、嫌な事は全力で拒絶する事もあります。

例えば、爪切りを飼い主が持ち出すと、飼い主に噛みつく、シャンプーを使用とすると吠えながら、反撃に出るなどがあります。ときには、飼い主が恐怖を感じる程の態度に出ることもあるので、子犬のうちから、飼い主への服従を身に付けさせておく必要があります。

服従訓練の方法は、

・飼い主が床に足を伸ばし座ります
・飼い主の足の上に、ダックスフンドを仰向けに寝かせます
・仰向けの状態で、ダックスフンドの耳、口元、つま先など全身を優しく触ります
・嫌がり逃げようとしたり、暴れたりする場合は、しっかりと押さえつけ、仰向けの状態を維持します
・ダックスフンドが落ち着き、反抗しなくなって時点で足から降ろし、自由に行動させます

このトレーニングを繰り返すと、飼い主に体を触られる事への警戒心が無くなる上に、飼い主への服従心が芽生え、反抗や噛みつきという問題行動を起こさないようになります。

おわりに

ダックスフンドは運動量も多く、好奇心も旺盛な犬種で、知能も非常に高い犬種です。大人とも、子供とも、他犬とも友好的な関係を築く事がとても得意な犬種です。

しかし、その反面猟犬としての気質が強く残り、無駄吠えや引っ張り、噛みつきなどの問題行動が習慣化してしまうと、改善が難しく、深刻になってしまうこともあります。

子犬の時期に基本的なしつけをきちんとすませ、どこへでも一緒に出掛け、楽しみを共有出来るように育てていきましょう。


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