犬の気持ち

犬の病気で注意すべき3つの事とは!?

犬の病気

犬の病気は今や人間の病気とほぼ変わらない内容になってきています。肥満から生じる高血圧や足腰の痛み、心臓病と言ったものから、癌などの高度治療が必要な病気も増えています。

長年ともに暮らした愛犬が万が一、病気になってしまった時に、戸惑う事が無いように、犬の病気の中でも比較的発症率の高い病気に関する基礎知識を身に付けておきましょう。

1. 室内飼育でも油断は禁物「フィラリア症」

犬が若く健康なうちは、動物病院にかかる機会もなく、犬の病気とも無縁な生活を送る事でしょう。

中には、生涯にわたって大病を患う事の無い犬もいます。しかしその反面、犬の病気には生活環境に関わらず、感染してしまう大きな病気があります。その病気が「フィラリア症」です。

この犬の病気の特徴は、

・蚊により媒介され、感染する事
・初期は症状の進行が目に見えない事
・咳や体重減少などの症状が現れる事
・症状が悪化した場合、心臓付近の大掛かりな手術が必要になる事

です。治療を怠ると死に至り、自然治癒する事はありません。しかし、最近では万が一感染をしてしまった場合でも、決められたサイクルで飲み薬を飲ませる事で症状を抑える事が出来るようにもなり、手術を回避することも出来ます。

犬の病気の中でも、事前に予防が出来る数少ない病気が「フィラリア症」です。毎年、春には予防薬の処方を受け、感染を防ぎましょう。

2. 長期の対処療法が必要な「アレルギー症」

今や日本で飼育されている犬の半数以上が何らかのアレルギーをもっていると言われています。

アレルギーと聞くと、犬の病気の中でも比較的軽度で、食事療法で対応できると軽視されがちですが、症状が悪化するとアレルギーの治療にも相当な費用が掛かる事もあります。

アレルギーの場合、

・かゆみ
・脱毛
・湿疹

といった体調面の不調のコントロールが必要になります。かゆみ止めや搔き壊してしまった場所の化膿止めなどの処方も必要になります。更に、症状を軽減するためには食事療法で専用のドッグフードの購入も必要です。

アレルギーの完全な回避はなかなか難しいものです。しかし、症状が発症する前に血液検査を受け、原因物質を特定し、ドッグフードを選ぶ時は、その原因物質を含まない製品を選ぶ事でアレルギーの発症を極力遠ざけてあげましょう。

3. 発症率が高まっている「癌」

犬の平均寿命が延び、高齢化が注目を集めるとともに、犬の病気も人間とほぼ同じような症例が目立つようになってきました。中でも、癌の発症率が今急激に増えています。

癌の初期症状は「しこり」が出来る事が多く見られます。しこりが出来る場所は、胸や背中という発見しやすい場所もあれば、尻尾の先や足など普段飼い主が触れる機会の少ない場所もあり、発見が遅れがちになる事もあります。

癌の場合、手術や投薬、放射線と治療の内容も人間と同様で、費用も数十万円と非常に高額になります。どの程度までの治療を望むのかを家族でしっかりと話しあう必要もあるでしょう。癌の発症に備えて、ペット保険に加入する飼い主も増えています。

犬の病気の中で最も深刻とされる癌への対処法として、

・数か月、一年に一度と定期的なサイクルで動物病院の健康診断を受ける
・血液検査やエコーなど精密検査を受け、発症を早期発見する
・トリミングは専門家に依頼し、体に不調や異変の早期発見をする

といった方法が推奨されています。

シニアと呼ばれる年齢に愛犬が差し掛かったら、ぜひこれらの機会を設け、早期発見、早期治療を考えてあげましょう。

4. 危険性の認識が薄れつつある狂犬病

実は、いま狂犬病の予防注射接種率が低下している事が、社会問題化されています。狂犬病の予防は、犬の病気の中でも唯一法律で定められた義務です。

しかし、狂犬病はここ数十年国内での発症報告がない事から、危機感が薄れ、予防接種の必要性、義務についての飼い主の認識が不足しています。

狂犬病とは、

・発症している犬に噛まれる事で、人間にも感染する病気です
・治療法はなく、致死率は100%の病気です
・海外では現在も多数の発症例はあります

という犬の病気の中でも最も致死率が高く、大変危険な病気です。その為、絶対的な予防が必要です。

予防については、

・毎年、自治体ごとに集団接種会場を設け、接取の場を提供しています
・予防接種の効き目は一年間です
・予防接種をする事で感染を予防出来ます
・万が一、愛犬が他人や他犬を噛んでしまった時に、狂犬病予防注射を接取していなかった場合、飼い主の管理違反が問われます

狂犬病の予防注射には数千円程度の費用が掛かりますが、万が一の場合に備えて必ず接取をしましょう。愛犬の病気は家族だけの問題ではなく、周りを巻き込んでしまう危険もある事を十分に承知しておきましょう。

おわりに

犬に関わる経済的な負担と言えば、やはり一番は医療費の問題です。犬の病気治療には保険が適用されないので、医療費は全額飼い主の負担になります。病気の長期化、高度医療の利用、大型犬など場合、想像以上の治療費が生じる事もあります。

最近では、ペットの医療費に関する保険商品が多数販売されています。中には、里親で引き取り、正式な生年月日やこれまでの治療歴が分からない場合でも加入出来る保険商品もあります。

将来の生じる可能性のあるリスクに備え、保険加入も検討してみてもよいでしょう。


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