犬のしつけ方

犬の無駄吠え防止の首輪を使用する際の3つの注意点とは!?

犬 無駄吠え 首輪

犬の問題行動の1つである無駄吠えを簡単にやめさせるために作られた首輪があります。すぐにやめさせることができる一方で、使用した結果、犬に悪影響を与えるともいわれています。特にヨーロッパでは使用を禁止している国もあります。

ですが、使用方法さえ間違わなければ、問題ないとされています。犬の無駄吠えを止めさせるための首輪を使用する際には3つの注意点があります。

1. 犬にとっては無駄ではない無駄吠え

犬の問題行動の1つである無駄吠えですが、実際犬自身にとっては無駄吠えと呼ばれるものはなく、飼い主や家族などの人側が無駄吠えだと思っているにすぎません。

ただ、人側にとってもいつでも好き勝手に吠えられては困る場合があります。なので、犬を飼育する場合にはこの無駄吠えをしないようにさせるためにしつけを行う必要があります。特に住宅街やマンションなどで犬を飼育する場合には近隣へ迷惑をかけないために必要なしつけといえます。

無駄吠えのしつけは、基本的には吠えている原因を突き止めてそれに合わせてしつけをしていきます。なので、無駄吠えのしつけは、気長にゆっくりと行っていく必要があります。

無駄吠えの原因としては、警戒心や恐怖から吠える場合もあれば、食餌や散歩などの何かを要求する為に吠えているなどがあります。

2. 犬の無駄吠えをすぐにやめさせるのに効果的な首輪

気長にやっていく必要がある無駄吠えのしつけですが、すぐに無駄吠えを止めさせる方法があります。それが、ショックカラーとも呼ばれる無駄吠え防止の首輪です。

犬の無駄吠えを止めさせる首輪とは、犬が吠えた際に喉の振動や吠え声を感知して電気が流れる仕組みになっている首輪です。

吠えるたびに電気が流れる事で、吠える事はいけない事や吠えると嫌なことがあるという事を学習させる事で無駄吠えを止めさせる首輪です。

ただ、使用には注意が必要であるといわれてもいます。

3. ヨーロッパでは使用禁止の危険なしつけグッズ

動物愛護先進国の多くが存在しているヨーロッパで電流が流れる無駄吠え防止の首輪は使用を禁止している国があります。

危険視されている1つの理由が強いストレスを犬に与えるという事です。オランダのユトレヒト大学とワーゲニンゲン大学で行われた実験では、2頭のガード・ドッグを使って電流が流れる首輪でしつけをした場合と使用しないでしつけを行った場合で実験が行われ、結果、電流が流れる首輪でしつけをした犬に強いストレスがかかっている事が判明しました。

また、電流が流れる首輪を使用した犬の場合は信頼関係が上手く築く事ができなかったそうです。つまり、電流が流れている間は言う事を聞きますが、電流が流れていないという事を聞かなくなってしまったという事です。

動物衣愛護先進国の1つであるドイツでは、実際に動物保護法の中で「直接の電気ショックを用いて動物本来の行動とくに体の動きを著しく制限したりあるいは望ましい行動を強制すること及びその際に動物へ傷み・苦悩・傷害を加える事を禁止する」という規制が行われ、実際に逮捕者まで出ています。

ドイツだけでなく、オーストリアや居切解いた他の動物愛護先進国では使用が禁止されています。

4. 犬に電流を流した際の副作用

犬に流す電流はどの製品も決して強い電流ではありませんが、電流を受け続ける事で落ち着きがなくなったり、前肢を噛んだり、尻尾を追いかけてグルグル回ったりといった異常行動が認められるようにもなります。

また、ストレスから脱毛を引き起こす場合もあります。さらに、いつ電流が流れるかわからずに常に電流が流れるという恐怖心から神経質になってしまう場合もあります。

5. 使用する際3つのポイント

電流が流れる首輪を使用した無駄吠えのしつけはするべきではないのかというとそうではなく、使用の仕方によっては使用できると思います。

まずは電流が流れる首輪を使用する際には時間を限定して使うようにします。長時間使用するといくつかの異常行動が認められるようになるので、短時間だけ使うようにしましょう。

また、流れる電流はコントロールできるようになっているので、初めは最弱から初めてあまり強いものはしないようにします。更にこの首輪を使用するのは最終手段として使用するようにします。

使用する前に一般的な無駄吠えのしつけを行い、それでも無駄吠えを止めない場合にこの首輪を使用するようにします。

また、この首輪を使用する前に犬としっかりとした信頼関係を築く事が重要です。犬との信頼関係を築いていれば、電流が流れる首輪を使っても問題ないといえます。

おわりに

電流が流れる首輪を使用する場合には、いつもつけていると異常行動が認められる危険性があるので、使用する際には時間を設定したり、犬との信頼関係を築いてから使用するようにする事が大切です。

この首輪を使用する前に、無駄吠えのしつけを行い、それでも無駄吠えを止めない場合の最終手段として使用する事も大切です。


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