犬のしつけ方

マルチーズのしつけ3項目とは!?気高く、御姫様気質なマルチーズ

マルチーズ しつけ

真白な被毛と華奢な体つき、可愛らしい顔立ちで、長年に渡り高い人気を誇るマルチーズです。

日本の室内犬ブームの先駆けともなったと言われるほどにその歴史は長く続いています。爆発的なブームに巻き込まれることもなく、安定した飼育頭数が保たれているので、犬種本来の特性をしっかりと残しています。

マルチーズのしつけには、特有の気高さを理解しつつ、しっかりと基本を身に付けさせることが大切です。

1. マルチーズ犬の気質を十分に理解する

マルチーズは元来の愛玩犬の為、厳しいしつけ、運動量の多い遊び、難しいパズルなどは苦手な犬種です。

マルチーズは、

・マイペース
・プライドが高い
・自己主張がはっきりとしている
・怖がり、警戒心が強い

という面があります。オス犬の場合、メス犬よりやや自己主張が強い事もあります。

マルチーズの飼い主さんのお悩みで多い項目は、

・玄関チャイムが苦手で吠えてしまう
・来客や宅急便の配達員など家族以外の人間の来訪が苦手
・他犬が苦手で、吠えたててしまう
・他犬と友好的に接する事が出来ない
・ドッグランへ行っても、思う様に遊べない

などがあります。

マルチーズはさほど運動量の多い犬種ではないので、子犬の頃から、

・外出の機会が少ない
・毎日決まった時間に散歩に行く
・他犬と交流した経験が少ない
・飼い主以外の人間に触れられたことがない

という生活になりがちです。しかし、飼い主が意識をしてこのような生活習慣を変えていかないと、将来様々な問題行動につながってしまいます。

2. 社交的なマルチーズになる為に、生後一年は学習期間

マルチーズを飼い始めたら、子犬の時期のワクチン接種が完了次第、出来る限り色々な社会経験をさせてあげましょう。

・散歩は短時間、複数回出掛ける様にする

運動量が少ないので、長時間、長距離の散歩は不向きです。しかし、散歩に出る時間やルートをランダムに変える事で、顔を合わせるメンバーも変わり、交通騒音なども一変します。これも社会の経験として大変有意義です。

・大型、中型、小型と様々な犬と触れ合い、挨拶をさせる

小型犬の場合、つい小型犬同士のコミュニティに偏りがちですが、子犬のうちはあえて色々なサイズ、犬種と触れ合う機会を持ちましょう。子犬のうちは警戒心も弱い上に、相手の犬も子犬だからと特別扱いをしてくれます。この経験が出来ていると、将来どのようなサイズの犬とすれ違っても余計な警戒心を抱かずに過ごせます。

・トリミングは利用頻度を高く

一般的なトリミングの頻度は2カ月に一度程度ですが、子犬のうちは一カ月に一度と頻度を高めに利用しましょう。毎回カットをしなくても、爪切りだけ、ブラッシングだけで十分です。飼い主以外から世話を受ける事を当たり前と思えるように練習を重ねます。

・ドッグランへも出かける

ドッグランへも出来る限り頻繁に出掛けます。子犬のうちは、周りの雰囲気を感じてたのしく遊べるからです。成犬になってから初めてドッグランを経験させてしまうと、委縮してしまい遊び方がわからなくなってしまうので、子犬のうちに経験をさせてあげましょう。

3. マルチーズは生涯トリミングが必要。お手入れは日課

マルチーズにとって、被毛のブラッシングや爪切り、シャンプーは生涯を通じて必要なお手入れです。

この他にも、

・耳掃除
・肛門腺絞り
・歯磨き
・涙やけのケア

が日々必要になります。

しかし、ブラッシングをすると、被毛が引っ張られるので、不快感を抱くマルチーズは非常に多く中にはブラシを見かけただけで嚙みつこうとする犬もいます。

このような場合、単に叱るだけでは、かえってブラッシング嫌いを助長してしまい逆効果になってしまいます。成長と共に激しい反撃を見せる様になるでしょう。

その為、家庭では、

・リラックスしている時に全身特に体の先端部位に触れるようにする
・耳を裏返し、耳の裏側に触れることを日常化する
・噛みつき、威嚇などの素振りがあった時は、「叱らず」「叩かず」そっと手を放し、落ち着きを取り戻すまで放置する
・お手入れは毎日、短時間を基本とする
(長時間のお手入れは愛犬が疲労を感じてしまい、ストレスの原因になります)
・苦手な場所はプロに依頼し、家庭では無理をしすぎない
・毛玉やからまりは出来る限り短時間で処理をすませる
(被毛がやわらかいので、すぐに毛玉が出来ますが、処理はハサミなどを使い、極力短時間で済ませます。)

4. マルチーズのお手入れに困った時は、プロに相談

何度かお手入れを繰り返していくうちに、「苦手な部分」「触られると咄嗟に噛みつこうとする部分」がはっきりとわかるようになります。

この部分のお手入れを無理強いしてしまうと、将来状況はさらに悪化し、口輪やエリザベスカラーが必須になることもあります。

そのような部分が明確になったら、早期にトリマーや動物病院に相談をし、どのようにお手入れをするべきかの指導を受けましょう。

おわりに

マルチーズは骨格が華奢な分、警戒心も強い犬種です。飼い主への噛み付きは嫌悪感ではなく、本能的な防衛本能であって、しつけだけでコントロールできるものではありません。

その為、お互いが良好な関係を維持出来るように無理強いをしないように接してあげましょう。


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