犬のしつけ方

ポメラニアンのしつけはどうする?性格や特徴と飼い方について

2017/03/25

ポメラニアン しつけ

ふわふわの毛、大きな丸い目、キャンキャンという可愛らしい声。小さな身体でちょこちょこ動き回る姿が愛らしく、元気で明るい性格が人気のポメラニアン。

賢く人懐こいので、初めて犬を飼う人にも比較的飼いやすい犬種でもあります。ポメラニアンとの楽しい生活を満喫するために、ポメラニアンの特徴やしつけのしかた、健康上の注意点についてまとめました。

1. ポメラニアンの特徴、性質

賢く、好奇心旺盛
活発で友好的
独立心旺盛
警戒心が強く、勇敢

牧羊犬として仕事を与えられていたジャーマンスピッツをルーツに持つポメラニアンは、賢く好奇心旺盛で、人とのコミュニケーションも上手なので、飼い主さんの工夫次第でしつけも楽しみながらできるでしょう。

活発で友好的なので、社会化がうまくできれば、他の犬や人とよく遊ぶ人懐こい犬になるでしょう。ただし独立心旺盛な一面もあるので、構いすぎると不機嫌になることも。ひとりで過ごす時間もつくってあげる必要があります。警戒心が強く、可愛らしい見た目に似合わず勇敢な気質なので、見知らぬ人(犬)や侵入者には手厳しい面もあります。

2. 人や犬と仲良く過ごすためのしつけ

ポメラニアンの活発で友好的な性質を活かせるように、子犬の時期にうまく社会化できるようしつけてあげると、ワンちゃんも飼い主さんも楽しく過ごせるでしょう。

散歩デビューの前は抱っこで外の世界をよく見せてあげる、家にお客さんが来ることに慣れさせてあげる、外に出られるようになったらできるだけ小さいうち沢山の犬に合わせる、などで人や犬、その他のものが怖くないものだと教えてあげ、愛着を持たせてあげましょう。

社会化がうまくできていないと、警戒心が強いというポメラニアンの別の一面が前面に出てしまい、人や犬をみると吠えかかってしまい仲良くできず将来しつけに悩むこともありますから、注意してあげましょう。

3. ポメラニアンの吠え癖

警戒心が強く勇敢な気質から、ポメラニアンはよく吠えるというイメージを持つ方もいます。実際には他の犬種に比べて特に吠えやすいというわけではないと思いますが、キャンキャンという高い鳴き声は目立つこともあり、吠え癖のしつけに悩む飼い主さんもいることでしょう。

侵入者や来客に吠えない犬はまずいません。ただし、一声二声でなくいつまでも吠え続けるのは困ります。「ダメ!」「やめなさい!」など大きい声で過剰に反応すると、犬は興奮し、また加勢を得たと感じてどんどん吠え続けます。

犬が吠え始めたら、飼い主さんはあくまで冷静に対処しましょう。知らん顔で無視するのが一番のしつけです。犬に吠える必要がないと感じさせることが大切なのです。

ひたすら無視していると、ふと我に返って吠えやむことがあります。飼い主さんを信頼している犬なら、知らん顔の飼い主さんを不思議に思って「あれ?」と振り返ったりします。そのとき、すかさず褒めるのを忘れないでくださいね。ポメラニアンは褒められるのも大好きなのです。

吠え癖はストレスが原因になっていることもあります。ポメラニアンは活発な犬種なのでお散歩が大好きです。15分程度のお散歩を一日2回はして、ストレスを溜めないようにしてあげましょう。ただし、膝などに負担がかかりますので、一時間以上の散歩や激しい運動は避けてください。

4. ポメラニアンがかかりやすい病気

ポメラニアンは比較的丈夫で病気にかかりにくいと言われますが、身体上の特性から注意しなければならない病気やケガがあります。

・膝蓋骨脱臼(パテラ)

後ろ足の膝のお皿がはずれてしまった状態です。
先天的なものと、何らかの衝撃ではずれてしまうことがあります。

ポメラニアンなどの小型犬の場合、高いところから飛び降りる、階段を上り下りする、フローリングなどの滑りやす床の上で走りまわるといった行動はパテラの原因になりますので、避けてあげてください。

・気管虚脱

鼻や口から肺に空気を出し入れする管(気管)がつぶれて、呼吸が困難になることです。小型犬に多く、ポメラニアンにも多く見られます。遺伝のほかに老化、肥満なども原因になります。引っ張り癖の強い犬も、首輪で気管を圧迫されることによりこの病気になることがあります。

いちど気管がつぶれてしまうともとには戻りません。症状が悪化すると呼吸困難になり命の危険もありますので、興奮や暑さで気管に負担がかからないよう注意しながら一生付き合っていく必要があります。

5. ポメラニアンのお手入れ

歯磨き、爪切り、耳の掃除、ブラッシング…ポメラニアンに必要なお手入れはいろいろあります。どれも大切なのは、子犬の頃から慣れさせておくことです。

それぞれの部位を触ることから始めて、お手入れが当たり前の習慣になるようなしつけをしておきましょう。もし、もう成犬になっていて既にお手入れが苦手という犬の場合も諦めないで「少しずつ」始めることが重要です。急に完璧なお手入れを目指さないことです。

例えば歯磨きなら、今日は口の周りを触ってみよう、それができたら歯磨き粉を舐めてみよう、次は歯ブラシを舐めてみよう…段階を踏んで少しずつ慣れてもらいましょう。

ポメラニアンにとって毎日欠かせないといってもいいお手入れはブラッシングですね。もこもこ、ふわふわの柔らかい毛は、ブラッシングあってこそ。手入れを怠ると毛玉ができて取るのに苦労しますし、汚れが溜まって健康にもよくありません。

いちど痛い思いをさせると、ブラッシングがすっかり嫌いになってしまうこともあるので「やさしく、少しずつ、気持ちよく」お手入れしてあげましょう。

おわりに

愛くるしい容姿や活発な性格など、魅力いっぱいのポメラニアン。遊ぶことや、お散歩が大好きな子に育ってくれれば、たくさんの楽しい時間を一緒に過ごせますね。

小さい頃からしつけやお手入れ、健康管理をしっかりして、あなたとあなたの大切なポメラニアンが幸せな生活を送れますように。


-犬のしつけ方